【例文付き】介護施設の志望動機書き方完全ガイド!

ミカタ

転職を考えていますが、志望動機をどう書けばいいか悩んでいて。

みんみか

履歴書に記載する内容で与える第一印象が大きく変わります。
今回は、志望動機の書き方についてご説明します。

介護の仕事に就きたい方、転職を考えている方、志望動機の作成に悩んでいませんか?志望動機は、あなたがなぜその施設で働きたいのか、あなたの熱意や人柄を伝える大切な機会です。

今回は、介護施設別の志望動機の書き方について、例文を交えながら詳しく解説していきます。

目次

志望動機って重要?

志望動機は、単に「介護の仕事が好きです」と書くだけでは不十分です。なぜその施設で働きたいのか、具体的に説明することで、あなたの熱意が伝わり、面接官の印象に残ります。

1.なぜ志望動機が必要なのか?

志望動機は、あなたがなぜその施設で働きたいのか、あなたの熱意や人柄を伝えるための大切なツールです。

採用担当者は、志望動機を通して、あなたのポテンシャルや施設への理解度、そして長く働いてくれる人材かどうかを見極めようとしています。

志望動機が面接で果たす役割は以下の通りです。

  • あなたの熱意を伝える: 介護の仕事に対するあなたの情熱や、その施設で働きたいという強い意志を示すことができます。
  • あなたの強みをアピール: あなたの過去の経験やスキルが、どのように施設の仕事に活かせるのかを説明することで、あなたの強みをアピールできます。
  • 施設への理解度を示す: 施設の理念や事業内容についてしっかりと理解していることを示すことで、入社意欲の高さや、その施設で活躍したいという気持ちを伝えることができます。
  • あなたの人柄を知る手がかり: あなたの言葉遣いや表現から、あなたの性格や人間性、そしてチームワークを組める人材かどうかを判断する材料になります。

2.志望動機に書くべきこととは

志望動機を書く際には、いくつかのポイントをおさえると採用担当者への印象が良くなります。

以下の点を意識して作成しましょう。

  • 自分の強みと経験: 過去の経験やスキルが、どのように介護の仕事に活かせるのかを具体的に説明しましょう。例えば、「学生時代にボランティア活動で高齢者の方と触れ合う機会があり、その経験から介護の仕事に興味を持ちました」のように、具体的なエピソードを交えて説明するとより説得力が増します。
  • 施設への理解と共感: その施設の理念や事業内容についてしっかりと理解していることを示しましょう。施設のホームページをよく読み、特徴的な取り組みや、あなたが共感できる部分を具体的に述べると良いでしょう。
  • 将来のビジョン: 将来的にどのような介護職になりたいのか、具体的な目標を述べましょう。例えば、「利用者様一人ひとりと信頼関係を築き、その人らしい生活をサポートできる介護職員になりたいです」のように、具体的な目標を語ることで、あなたの将来性を感じさせます。

3.志望動機を書く上での注意点

採用担当者にあなたの熱意や人物像をしっかりと伝え、好印象を与えるためには、いくつか注意すべき点があります。

  • 具体的に書く 抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードや数字を用いて、あなたの想いを伝えましょう。 例:「私は人とのコミュニケーションが好きです」ではなく、「学生時代にアルバイトで接客業を経験し、お客様とのコミュニケーションを通じて、相手の気持ちを理解することの大切さを学びました」のように、具体的な経験を交えて説明しましょう。
  • 誠意を込めて書く 嘘偽りなく、あなたの言葉で気持ちを伝えましょう。 法人や企業研究をしっかりと行い、その会社への理解を示すことが大切です。
  • 誤字脱字に注意する 丁寧に何度も読み直し、誤字脱字がないか確認しましょう。 第一印象を良くするためにも、丁寧な文章作成を心がけましょう。
  • 長すぎない わかりやすく簡潔にまとめましょう。 長文すぎる場合、読みにくくなってしまい、伝えたいことが伝わりにくくなってしまいます。
  • 待遇や福利厚生ばかりに重点を置かない 給与や福利厚生など、待遇面ばかりをアピールするのは避けましょう。 仕事に対する意欲や、会社への貢献意欲が感じられないと、マイナス評価につながる可能性があります。
  • 内定を前提とした内容にしない 「貴社に入社できたら、すぐに活躍したいです」といった、内定を前提とした内容は避けましょう。 まだ内定が出ていない段階で、内定を前提としたことを述べるのは、傲慢な印象を与えてしまう可能性があります。
  • 他社に応募した内容を流用しない 他の職場に応募した際の志望動機を、そのまま流用するのはやめましょう。 それぞれの企業に合わせた、オリジナルの志望動機を作成することが大切です。
  • 会社の悪口を言わない 前の会社や上司の悪口を言うことは厳禁です。 ネガティブな印象を与えてしまい、採用されない可能性があります。

志望動機には、上記の注意点を意識しながら、採用担当者へ自己アピールがしっかりと行えるよう内容を何度も確認しましょう。

介護施設別の志望動機の書き方と例文

介護施設にはいくつも種類があり、その施設によって、アピースするポイントが異なります。それぞれの施設の特徴を踏まえ、あなたの想いを具体的に伝えることが大切です。

介護施設別の志望動機の例

それぞれの施設の違いを理解した上で、志望動機の内容も考える必要があります。

以下の内容を参考にして、自分自身の言葉で志望動機を考えてみましょう。

  • 特別養護老人ホーム: 重度の介護を必要とする高齢者が生活する施設です。「利用者様の生活の質向上に貢献したい」「一人ひとりの尊厳を大切にし、心のこもったケアを提供したい」といった想いを伝えましょう。
  • 介護老人保健施設: 医療と介護を一体的に提供する施設です。「医療的な知識や技術を活かしたい」「利用者様の自立支援に貢献したい」といった想いを伝えましょう。
  • グループホーム: 小規模な共同生活を営む施設です。「家庭的な雰囲気の中で、利用者様との信頼関係を築きたい」「地域社会との連携を深めたい」といった想いを伝えましょう。
  • デイサービス: 日中の時間を利用して、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを提供する施設です。利用者様の生活の質向上に貢献したいという意欲や、コミュニケーション能力をアピールしましょう。

志望動機の例文

各施設ごとの志望動機例文をご紹介します。参考にしてみてください。

例1:特養を志望する場合

私は、重度の介護を必要とする利用者様をサポートし、その方らしい生活を送れるようにお手伝いしたいと考えています。専門学校時代にボランティアで高齢者の方々と触れ合う機会があり、その経験から、介護の仕事にはやりがいを感じました。特に、貴施設の【施設の特徴、例えば医療連携や終末期ケアなど】に共感し、私の【経験やスキル、例えばコミュニケーション能力など】を活かして、利用者様とご家族の心に寄り添ったケアを提供したいと考えています。

例2:老健を志望する場合

私は、利用者様の自立支援に貢献したいと考えています。大学で【学部名】を専攻し、【学んだこと】を学びました。特に【得意なスキル】には自信があり、貴施設の【リハビリテーション、自立支援の内容】に魅力を感じ、私のスキルを活かして、生活の中で利用者様の機能回復をサポートしたいと考えています。

例3:グループホームを志望する場合

私は、少人数の温かい雰囲気の中で、利用者様一人ひとりとじっくり向き合い、その方の個性を尊重したケアを提供したいと考えています。以前、アルバイトで飲食店で働いていた経験があり、お客様とのコミュニケーションを通して、相手の気持ちを理解することの大切さを学びました。貴施設の【家庭的な雰囲気や地域との連携など】に惹かれ、私の経験を活かして、利用者様の生活をサポートしたいと考えています。

例4:デイサービスを志望する場合

私は、地域の高齢者の方々がいきいきと生活できる社会の実現に貢献したいという思いから、貴施設のデイサービスを志望いたします。【施設の特徴、例えばレクリエーションの種類や地域との連携など】に魅力を感じ、私の経験を活かして、利用者様のQOL向上に貢献したいと考えています。

まとめ:内定を勝ち取るための志望動機を書こう!

志望動機は、あなたと施設との最初の出会いの場です。あなたの熱意や人柄を最大限に伝え、採用担当者に良い印象を与えることが大切です。

志望動機を作成する際は、焦らずに時間をかけて丁寧に作り上げましょう。あなたの想いが伝わるような、オリジナリティあふれる志望動機を作成し、面接に臨んでください。

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この記事を書いた人

コミュ障でネガティブなおひとりさま。                    

そんな私も介護業界でかれこれ10年以上。憂鬱な日々を送りながら、生きづらい世の中で奮闘中。

人間関係によるストレスからの休職、短期間で転職を繰り返した経験を基に、幸せになる方法を発信中。

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