【体験談】職場ストレスで過敏性腸症候群に!克服までの道のり

みんみか

こんにちは。みんみかです。
今回は、私が発症した病気についての体験談をお話します。

この記事の内容

・過敏性腸症候群とは

・過敏性腸症候群になった理由

・症状を克服できた方法

私は、職場でのストレスによって過敏性腸症候群を発症し、下痢や腹痛などの症状が現れ、日常生活にも支障をきたすようになりました。過敏性腸症候群は、心と体のストレスが大きく影響する病気です。

この記事では、私の体験談を基に、過敏性腸症候群の原因、症状、克服方法などを詳しくご紹介します。

目次

過敏性腸症候群との出会い

1.それは突然の出会い

きっかけは、私が介護業界に飛び込んでから3年が経つ頃でした。日々の業務に追われたり、夜勤での生活リズムの変化によって、それなりにストレスは抱えながらも、一度も仕事を休むことなく働いていました。4月、新年度となり、新入職員(以降Aさん)の指導者担当としてマンツーマンで業務を教えることになりました。もともと、コミュニケーションが苦手で、人に何かを教えたりするのは不得意な私ですが、前年も同様に指導者担当を経験していたため、最低限の役目を果たそうと奮闘していました。

しかし、早々にAさんは体調不良を理由に休みがちになったのです。Aさんは自分と似たような雰囲気(いわゆる陰キャ)だったので「大丈夫かな。何かストレスになってしまったかな。」などと心配をしたり、自分の責任を感じていました。そんなことを考えているのもつかの間、Aさんは連絡もなく休んだり、体調不良で休んでいるのに出勤すると休憩時間にタバコを吸っているという状況になっていました。

私は、指導者として注意しなければならないのか、社会人としての当たり前ことが分からないのかと、思い悩む毎日でした。周りからは「あの子大丈夫なの?」などと言われ、やっぱり自分が何かアクションを起こさないといけないのかなと、自分で自分を追い込んでいました。

そんなとき、突然身体に変化が起こったのです。普段通りに職場へ到着すると、腹痛に襲われ、トイレへ駆け込み、珍しく下痢をしたのです。そのときは、疲れているのかなと軽く考えていましたが、その後も毎日のように同様の症状が繰り返されるようになり、日に日にトイレに行く回数も増えていったのです。

2.救世主の存在と病気の判明

毎日のように腹痛に襲われる状態が続き、どうしたんだろうかと思いつつも仕事をこなす日々でした。そんな時、唯一の心友(親友より大切な存在なので)から「それはおかしいから、ちゃんと病院に行った方がいい」と言われ、病院へ行くことになりました。正直、大腸がんとか大きな病気なのかなと怯えて、病院に行く勇気がなかったのが事実です。思えば、あの一言があったからこそ、この病気を克服できたので、心友には今でも感謝しています。

勇気を出して、病院で診察・検査を受けた結果、私は「過敏性腸症候群」と診断されました。医師からは、ストレスが原因で腸の働きが乱れると説明を受けました。ストレスは、以前からよく感じてはいたし、まさかそれが理由でこんなに苦しむことになるとは、とびっくりしたのを覚えています。ただ、本当の戦いはこれからでした。

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群(Irritable bowel syndrome :IBS)は、大腸および小腸に潰瘍や腫瘍などの器質的異常がないにもかかわらず、下痢あるいは便秘などの便通異常と腹痛、腹部膨満感などのおなかの症状がある病気です。過敏性腸症候群の発病あるいは症状が悪くなる原因としては身体的、精神的ストレスが大きく関与しています。

参考資料:過敏性腸症候群について 日本大腸肛門病学会

悪化する症状と苦悩

1.環境を変えて、心機一転と思いきや

ストレスが原因とはっきりしたので、上司へ相談し、新人指導者担当を外れ、同じ部署の別グループへの異動となりました。新たな気持ちで仕事をこなしつつ、処方された薬を飲み続けながら、定期的に通院をしていました。

しかし、数ヶ月経っても症状は治まらず。仕事の合間を抜け出して、トイレへ駆け込む日々。多いときは、一日に10回以上下痢をしていました。今思うと、恐ろしくて身震いするほどです。ストレスも減っているはずだし、なんで良くならないのかと疑問に感じていました。

なかなか症状が改善しないため、いくつもの病院で診てもらいましたが、同じような薬を処方され、結果的には何も状況が変わらず、負のスパイラルに陥っていました。

2.再び救世主の一声によって状況が一転

つらい毎日を起こっていたところ、心友がネットで色々と調べてくれていたようで「漢方がいいみたい」と教えてくれたのです。藁をも摑む思いで病院を探し、偶然近くに漢方薬を処方してくれる所がみつかったため、通院することにしたのです。

それは漢方薬を服用するようになってから、約1ヶ月ほどでした。明らかにトイレに行く回数が減っていたのです。あれだけ悩んでいたのが嘘のように、少しずつですが症状が落ち着き、そして発症から1年半、ついに過敏性腸症候群との戦いを終えることができたのです。

現在は、何も薬を飲んでいませんが、全く症状は出ていません。振り返ると、心と体の異変に気づかずに、しばらく無理を続けていたことが病気を長引かせた原因だったのかなと思います。

まとめ:過敏性腸症候群を克服し、心身ともに健康な生活へ

ストレス社会の現代において、過敏性腸症候群は誰にでもなる可能性があります。もし、同じような症状に悩んでいる方がいたら、一人で抱え込まず、早めに病院で診察を受け、適切な治療を受けることをおすすめします。

私の場合は、助けてくれた人が居てくれたことと、漢方薬が合っていたわけですが、大切なのは、自分に合った方法を見つけることです。薬以外でも食事や運動療法など、様々な方法があるので、試してみるのも大切です。

このブログ記事が、同じ悩みを持つ方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

コミュ障でネガティブなおひとりさま。                    

そんな私も介護業界でかれこれ10年以上。憂鬱な日々を送りながら、生きづらい世の中で奮闘中。

人間関係によるストレスからの休職、短期間で転職を繰り返した経験を基に、幸せになる方法を発信中。

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